ようこそ!飯田伸一の詩と短歌のサイトへ! 詩を書いて10年を機にサイトの再構成をはじめました。
アーネスト、正直になりなさい ゆっくりとゆっくりと句点を打って たおやかな呼吸のようなハイフン挟み 紙の上を滑らない言葉のための アーネスト、正直であること それだけを八月のように誇り インクの染みた定点据えて ためらわれる気持ちを切開して 私たちは仕方ないほどの アーネスト、正直であれば ささやかなりとも訪れるだろうもの そして伝えられるだろうものに就いて きっと書き置いた紙面がはばたく だからアーネスト、正直であろう それだけを正確さとし 今朝のことは今朝に 犬のことは狐にまかして 不用なほどの意気込み捌いて ゆっくりとたおやかに緩やかに それだけのこと アーネスト、それでいいじゃないか それ以上なにを望む 気持ちはわかるがアーネスト 撓った枝が揺れ戻るように 私たちもまた疎まれている アーネスト、正直でいよう どうせ読み捨てられるほどの覚悟で